楽曲制作、オケ制作で何が大切か。
メロだけ頂いてそっから曲オケを作るという作業もやっています。
コードは分からないけどメロが浮かんだんで
これで楽曲制作お願いします、という感じ。
ギタースクールの生徒さんからも曲作りたくてとりあえずメロディーだけ作ったんですがこれ曲にしてください!と依頼を受ける事も。
譜面もない時もあるしMIDIのメロ音源もない時もある。
いきなり転調とかする場合もある。まずはメロに対してのコード付けから始まり
それからそれぞれのパートを作っていきます。
オケ制作者している同業者の人中には
メロが自由すぎると(転調、変拍子)
こんなのめちゃくちゃで音楽として成立しない!と
はなっから切り捨てる人もいるらしいが…。
僕はクライアントの意図をくみ取ってこういうメロが出来上がったのには
それなりの意味があると思い構築作業をしていく。
でもそれが凄く勉強になるし、自分の固定概念をぶっ壊してくれる。
そうしてメロと向き合ってたら答えがでてくる。
このメロはブルーノートスケールか。
このメロは2小節前がマイナースケールで部分転調してその後
一音半のKEYに転調すればいいのか、とか。
メロがブルーススケールはかなり雰囲気のある曲ができます。
アートですから型に当てはまった事やってても仕方ないと思うんで。
Lucy in the Sky with Diamonds
I Am the Walrus
こういう捻じれたポップも凄く魅力的。
でも大切なのは相手側とメールなどでコミュニケーションをとり細かいとこを詰めていく事。どんだけ自分が納得してても相手がノー!!!といえばそれは価値はない。言い方悪いですがゴミです。相手側の求めているモノにならなければボツです。
そして一気に作らない。ワンコーラスずつ作って確認してもらって→すり合わせて→作業を進める。この方法が一番早い。
それで出来上がったものを聴いてもらった時大体が即OK!高評価頂いてます。
でもあまり転調やら難しいスケールを使うと歌う事が困難。
曲は完成したけど歌えないっていうパターンもある(笑)
これを簡単に歌えるようにしてと依頼者から言われる事もあるんですが
それだったらメロを直すか歌いこむしかないですね、となります。
捻くれた事を表現するのも凄く技術がいるという事、
ローマは一日にして成らず。
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◆去年末から楽曲制作に携わってます。
クリトリック・リスが日比谷野音でワンマン!
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